善正寺だより第336号(令和3年12月号)が更新されました |
更新日:
2021年11月30日
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早くも師走。コロナが治まるかと思いきや、第6波のオミクロンが全世界に感染拡大しそうな気配です。 コロナの恐怖と闘いは一体いつまで続くのでしょうか? 14世紀半ば(1346〜51年)のペストの大流行は、ヨーロッパ全人口の4分の1に当たる2400万人の命を奪ったとか? 人の往来が少ない昔でさえ、これほどの大惨事。 交通の便がよい現代では、どこから感染するか予想も付きません。 日本政府は水際対策を充分にすると言いますが、遅かれ早かれ日本へオミクロンが拡大することを覚悟して、各自万全の予防対策を取りましょう。
中世ヨーロッパではペストの大量死で、町には死者が溢れ死臭が満ちていました。人々は死に対する不安感からメメント・モリ(死を想え)と言う言葉を「わが身の事」として受け止めるようになりました。 死を身近に感じた人は、教会へ行って祈ることしかできませんでした。 しかし当時の教会は堕落して、権力闘争が執着。ペストの大流行後、宗教改革が起こりルネサンスが勃興した理由でもあります。
今の私達も、コロナの苦い経験から、仏教を心の拠り所にして力強く生きていきたいと思います。それに応えられる善正寺でありたいと思います。
今月も皆様に善正寺だより第336号をお届けします。 約29年間毎月欠かさず発行しています。 またブログ『住職と坊守のつれづれ日記』は14年間毎日更新しています。どうか皆様と寺をつなぐ窓口として訪問して下さい。 皆様のコメントが私達の何よりの励みです。 |
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