善正寺だより第338号(令和4年2月号)更新されました
更新日: 2022年01月27日
 オミクロン株の感染急拡大で、日本中がコロナの恐怖と闘っています。既に3年目に入り、万延防止法も自粛生活も慣れっこになりました。
いささか気の緩みがあるかもしれませんが、この不自由さは当分の間続くのを覚悟した方がいいかもしれません。

 そんな中、かつて経験したことのないような突発的な事件が次々に起っています。折しも受験シーズン。受験生をお持ちのご家庭は心配な事でしょう。
 大学共通テスト当日、東大前で名古屋の高2男子生徒が3人をナイフで襲った事件。また共通テストの試験内容を外部にスマホのスカイプを使って漏らした受験生。自分の目的のためには手段を選ばない、現代人の狭い価値観の現われです。もっと広い世界、長い人生を見渡してみれば、そんなに苦しむことなく、別の生き方も出来たであろうに残念でなりません。

 そのようにアドバイスできるのは、仏法を聞いたことのなる高齢者。
どうか私達高齢者は、最後の残された仕事として、生きていく上で一番大切な教え『仏法』を、子や孫へ伝える努力をいたしましょう。
毎月の善正寺だよりが、そのお役に立てばこんなに嬉しいことはありません。これからもよろしくお愛読下さいませ。

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