善正寺だより第360号(令和5年12月号)が更新されました)
更新日: 2023年11月27日
 今年も残り1ケ月、慌ただしい月を迎えました。
訃報葉書が届く季節になり、予期せぬ人の突然のご逝去の報に接して、
もっと親しくして、お話を伺うべきだったと後悔する今日この頃です。

人生の坂は「上り坂」「下り坂」「まさか」の坂があると、日頃からお聞かせいただいていますが、『一期一会』の大切さを改めて感じさせて頂いています。

私達も後期高齢者の突入して、体力、気力の衰えを日増しに感じています。

40代後半から始めた毎月の『善正寺だより』も、今回で目出度く30周年を迎え、第360号を発行することが出来ました。
これもひとえにお育てを頂いた、読者の皆様のおかげです。

また毎日のブログ投稿は15年4ケ月を迎えて、投稿記事も1万記事を超えました。毎日ブログネタを見つけてせっせと投稿するのが、私達の老化防止法です。
これからも善正寺のホームページ同様に、よろしくご支援の程をお願い申し上げます。

30年と15年の歳月は、周囲の環境も大きく変わり、お寺を取り巻く環境も益々厳しくなりました。
従来のマンネリ化した方法で、伝統に胡坐をかいていたのでは、中々お仏法は伝わりません。
子や孫へ、未来へつなげる為に、益々精進いたします。
これからもよろしくお願い申し上げます。

写真は令和5年11月2日3日の善正寺の報恩講です。
埼玉のKさんご夫妻、岡崎のKさん、津市のAさんご夫妻、津市のS寺様御一行など、全国のお念仏の友が善正寺に集結。ご門徒さん以外の参詣者が半分以上本堂を埋めて下さいました。
ご講師は函館より梶原佑倖先生をお迎えしました。
ご長男の死をきっかけに、財界人から僧侶の身に、そして禅から念仏へ転向されて布教使になられました。
体験に基づくご法話で、心に響くお言葉をいっぱいお聞きしました。

来年も皆様と共にお聴聞に励みたいと思います。

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