善正寺だより第346号(令和4年10月号)が更新されました
更新日: 2022年09月27日
猛暑の夏から季節は一気に秋に突入しました。
「暑い、暑い」と言っていたのに、今度は同じ口から「寒い、寒い」の連呼。人間ってなんて身勝手な存在でしょう。今を喜ばなければ一体いつ喜ぶことができるのでしょうか?
コロナ第7波感染も徐々にではありますが減少傾向。しかしまだ油断大敵で、インフルエンザの流行と相まって、この先どんな感染症が蔓延するのか不安いっぱいです。

コロナですっかり縮小傾向のお寺の行事ですが、善正寺ではそれなりに工夫を凝らして続けています。
秋季永代経は従来のお盆過ぎから1カ月ずらして、秋彼岸前の土日二日間の開催。参詣者は地元のご門徒さんが半分以下、遠方や他門徒さんが半分以上で、76名の皆様の厚きお志で、今回も無事お勤めすることができました。謹んでお礼を申し上げます。

またその1週間後の9月24日(土)午後には小5の孫が主宰する「句会ライブ」を初開催。夏井いつき先生の大ファンの孫は、夏休みに夏井先生の講演会に参加してすっかり魅了され、「自分も句会ライブをしてみたい」と言い出しました。
俳句初心者にも簡単に俳句が作れる技を伝授。高齢で初めて俳句入門する人には「認知症予防になって、健康長寿にも繋がるので、これをきっかけに俳句を始めたい」と言う人も現れました。

近年閉塞感漂うお寺の中に、孫の新しい試みが新鮮な風を呼び込んでくれたような感激でした。身振り手振りを交えて立て板に水のごとく講釈する孫の姿に、子供の成長の早さに驚きました。合掌

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